23年の6月に2級ボイラー技士を受験し、合格してきました。
これから資格取得を考えている人向けに、合格までの流れを解説します。
【資格概要】
ボイラーはボイラー技士の免許を取得しないと取り扱うことができません。
また、作業主任者になるには伝熱面積に応じた級の資格が必要となります。
上位資格の1級ボイラー技士を受験する際には2級の免許を所持している必要がありますが、2級ボイラーの受験は誰でも可能ですので、比較的受験者は多いです。
【試験科目】
試験科目については、「ボイラーの構造に関する知識」、「ボイラーの取り扱いに関する知識」、「燃料および燃焼に関する知識」、「関係法令」の4つとなります。
【合格基準】
合格基準は4科目それぞれの得点が40%以上かつ、4科目の合計点が60 %以上となります。
【勉強時間】
普段からボイラーに接しているのであれば50時間、
ボイラーに触れたことのない方でも100時間程度で合格できると思います。
中の人は受験当時あまり時間を割くことができず、2週間程度しか勉強しませんでした。
【勉強方法】
初めにボイラー協会が出している参考書を1周読みましょう。
各章の途中で公表問題も出てくるので、なんとなくの雰囲気をつかめます。
1周読み終わったら、後は問題集を1年ずつ解いていき、間違えたり、内容がわからなかったものについては、参考書に戻って解説を読んでみてください。
過去問を9割理解できるようになれば合格は難しくないと思います。
問題集の問題は、安全衛生技術試験協会が公表してる問題になります。
https://www.exam.or.jp/exmn/LCkohyo.htm
実際の試験とは微妙に異なり、1~2割ほど問題集で見たことがない内容が出題されます。
【参考書】
2級ボイラー技士であれば、日本ボイラ協会の出している教科書と問題集で合格可能です。
以上です。読んでいただきありがとうございました。このブログが合格の一助になれば幸いです。
下記にて他の資格についても概要を載せております。興味のある方はぜひ見てください。