こんにちは。管理人のくそねみです。今回の記事では書籍紹介というタイトル通り、管理人が読んでよかったと思う書籍の方を紹介したいと思います。
今回紹介するのは下記の計装に関する書籍です。
工業計測と制御の基礎 : メーカーの技術者が書いたやさしく計装がわかる
「工業計測と制御の基礎」の書籍情報
タイトル:工業計測と制御の基礎
著者:川村貞夫、石川洋次郎
出版年:2016 (第6版)
ページ数:318
「工業計測と制御の基礎」の内容
目次
1 計装とは
2 検出部と変換部
3 操作端
4 表示計器
5 制御機器
6 制御動作の基本
7 システム設計の要素
8 プロセス計装への応用
9 計装機器の保守
10 参考資料
計装とは何かというところから、計装の構成部品、制御システムについてまで幅広く書かれています。全く知識がない場合はきついですが、化学メーカーで数年勤務しており、工場の計器に振れたことのある人であれば問題なく読めるかと思います。
「工業計測と制御の基礎」の個人的な評価
読みやすさ:★★★★☆
数式が出てくることはほぼないですし(一部計器の原理やPID制御くらい)、専門用語も多くないので読みやすいと思います。
難易度:★★☆☆☆
読むのに最適なタイミング:入社3~5年目
入社すぐに読むには少し難易度が高いと思いました。工場に配属された人ならば現場に慣れてくる3年目くらいであれば理解できると思います。
特に温度計や圧力計など各種計器の種類や仕組み、DCSの制御の仕組みなどが詳しく載っており、現場の計器を見て何の種類かわかるようになるでしょう。
一方で研究職や生産技術など、現場から少し離れた部署に勤務されている方は5年目くらいで読めばいいと思います。
個人的にはエネルギー管理士の受験前に読むくらいでちょうどいいのかな、と思いました。
終わりに
以上です。記事をお読みくださりありがとうございました。
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明日から新年度が始まりますが、事故や労災の無い1年になるように気を付けましょう。